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美容サロンが使える
​SNSやり方

SNSを企業はやるべきなのか?

SNSは売上に直接的には繋がりにくいからということで、企業によっては余力があればやろうと決めていたりします。確かに企業が行うSNSは個人がやる以上に難しかったりします。しかし、SNSを行う上での目的を失わずに、マーケティング戦略の全体像を描き、その上でSNSの役割を考えて行うと、企業のマーケティング戦略をさらに加速させてくれます。

 

 また、SNSは従来のホームページなどと違い、直接購入につながるイメージはあまりありませんが、商品・サービスの価値を上げるブランディングには有効的です。また、ホームページ以上の拡散力があり、現代ではSNSが中心の生活を行っている人達が多くなっています。

SNSまでの流れ.png

SNSを運用するうえで大切な事

SNSは誰でもできるからこそ、戦略を持って行うことで他社との差別化につながります。そこで、SNSブランディングで大切な「目的」「目標」「ターゲット」をまず決めていきましょう。

 

1.なぜSNSをやっていきますか?(目的)

Ex: 自社のブランドイメージを向上させたい。顧客満足度のため。SNSを中心とする販売の仕組みを作りたい。既存のお客様とのつながりを創りたい。

2.SNS上で目指すゴールは何ですか?(目標)

Ex:好感度を上げたい。ブランドを知ってもらう。認知度を上げたい。商品を購入して欲しい。フォロワー1万人。

3.誰に伝えたいですか?下記の分類から一番伝えたいターゲットを考えてみましょう!

  • 年齢: 10代 ・ 20代 ・ 30代 ・ 40代 ・ 50代 ・ 60代

  • 性別: 男性 ・ 女性 ・ その他

  • 家族構成: 一人暮らし ・ 夫婦 ・ 夫婦+子供 ・ 家族+祖父母 ・ シングルマザー ・ シングルファーザー

  • 世帯規模: 1人 ・ 2人 ・ 3人 ・ 4人 ・ 5人 ・ 6人 ・ 7人以上

  • 職業: 会社員 ・ 主婦 ・ 自営業 ・ 経営者 ・ パート ・定年退職

  • 趣味: 映画 ・ 旅行 ・ 食べ歩き ・ ウォーキング ・ ランニング​ ・ 音楽鑑賞 ・ ヨガ ・ ゴルフ ・ フィットネス ・ 山登り ・ 読書 ・ 園芸 ・ カラオケ ・ 水泳 ・ その他

  • 性格: 衝動的 ・ 社交的 ・ 保守的 ・ 野心的 ・ 権威主義 ・ 平和主義​ ・ 温厚 ・ 指導者 ・ 現実的 ・ 職人肌 ・ 芸術家 ・ その他

​上記の参考キーワードから、自社のターゲットを明確にしましょう!

SNSを始める前に

目標からSNSのKPIをつくる

SNS上の「目的」「目標」「ターゲット」が決まったら次はSNS上のKPIを決めていきたいと思います。先ほど考えて頂いた、目標は、KGIと呼ばれ、KPIの数値が達成された先にあるものです。KPIは「Key Performance Indicator」と言い、SNS運用での現状の成績や達成度を知る為の値です。SNSブランディングを成功させるためには、KPIが大切になってきます。具体的にどんなものがあるのか見ていきましょう。

 

KPIの例①:「認知度を上げたい」などに対して

  1. フォロワー数をあげる→「毎月フォロワー数を100人増やす。」「1.3倍ずつフォロワー数を上げていく」など

  2. コメント数をあげる→「毎投稿ごとに2件のコメントをもらう。」「コメント数を増やす」など

  3. リーチ率(拡散率)を上げる→「投稿のシェア率をあげる」など

KPIの例②:「HPへのアクセスを増やしたい」などに対して

  1. プロフィールの閲覧数をあげる

  2. リンクのクリック数を上げる

KPIの例③:「顧客をファンにしたい」などに対して

  1. フォロワー数を上げる

  2. コメント数を上げる

  3. ライブ配信の参加率を上げる(フォロワーに対して何名参加したの率)

  4. DM(ダイレクトメッセージ)の数を増やす

KPIの例④:来店数を増やしたい

  1. クーポン利用率を上げる

  2. リーチ率を上げる

  3. ハッシュタグを含めた投稿を増やす

上記の例を参考に、自社の目標からSNS運用のためのKPIを作成してみてください!

SNS上で企業色を無くすのがコツ

SNSマーケティングで大切になってくるのが、「One to One Message」という手法です。多くの企業がSNSを利用しているのに、なかなかフォロワー数が伸びない、いいね数が伸びない原因は、この「One to One Message」ができていないからです。

 

One to One Messageとは、「企業としてやっているのではなく、個性を打ち出しフォロワーに配信していくこと」です。企業のSNSは、どうしても企業色を無くせず、いかにも企業が配信しているような内容になってしまい、お客様が共感できず、フォローすることをしなくなります。

 

成功している企業のSNSアカウント(Twitterベース 2020年10月18日更新)

•SHARP シャープ株式会社(@SHARP_JP

フォロワー数:82.7万人

フォロー数:1639人

特徴:面白い企業アカウントとして、最も広く知られているアカウントの一つです。ゆるいツイートを連発するだけではなく、一般ユーザーと積極的にコミュニケーションを取るのも人気の理由になっています。

•株式会社タニタ(@TANITAofficial

フォロワー数:32.2万人

フォロー数:2.5万人

特徴:更新している中の人のキャラクターが全面に出ていて面白いです。また株式会社タニタ内部を見れている感じもフォロワー数が多い要因です。

•ローソン(@akiko_lawson

フォロワー数:526.1万人

フォロー数:18.7万人

特徴:公式キャラクターである「あきこちゃん」がツイートしています。新商品の告知が主ですが、あきこちゃんが紹介しているため柔らかい印象になっています。公式キャラクターを使ってSNSを活用して成功している企業の一つです。

 

このように、成功している企業に共通しているのは、企業色が薄く、個性があるということです。人は人に共感しやすいです。キングジムもTwitter上で有名な企業アカウントです。

その企業アカウントを運営している人が「寄り添うツイッター(KADOKAWA)」にて10年運営してわかった顧客とつながる方法が書かれています。

この本を簡単に要約すると、Twitterで大切なのは、「親しみやすさ」「個性(キャラクター)が明確」「自虐ネタ」の要素が重要とのことです。

これは、全体的なSNSで言えることですが、「親しみやすさ」と「個性(キャラクター)」は重要です。

企業が運営しているSNSに共通しているのは、宣伝を中心とし、「親しみやすさ」や「個性」がない事です。

 

企業のSNSを成功させる第一歩:「親しみやすさ」と「個性(キャラクター)」を考える。

SNS運営で大切なこと

親しみやすさを作る

SNSの最大の魅力が、企業の潜在顧客を発見し、企業の配信コンテンツによって自社のファンにして、コアファンにしていくことができることです。SNSを通して、自社の商品・サービスを愛用の商品・サービスに変えることができるのです。そのために必要な考え方が「ファンベース」という考え方です。これはマーケティング業界では有名な佐藤尚之さんが伝えていることです

 

ファンベースとは?

ファンベースとは、新規顧客の獲得だけに注力するのではなく、既存のファンを大切にする。ファンによる売上を安定させたうで、新規顧客を開拓していくという考え方です。

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現在多くの企業や個人がSNSを利用しています。利用しているのは、ロボットではありません。そこで大切になってくるのが、どうやったら毎回見たくなるのか、そしてどうやったら共感してもらえるかです。

 

 先ほどのファンベースという考え方からも、ファンになってもらう第一歩として、「親しみやすさ」と「個性」は重要になります。「親しみやすさ」と「個性」は人の心にダイレクトに伝えることが大切になります。

 

 企業のSNSが目指すべき姿は、「ローソンのSNS」です。企業のSNSは難しいと言われている現代で、Twitterでは、5位に位置しています。(2020年10月現在)では、ローソンがやっているSNS戦略とはなにか?まずやっているのが、キャラクターを使うことで親しみやすさと個性をアピールしています。

 

SNSで使うキャラクターを作ってみよう!

  • どんな性格ですか?

  • 特徴・趣味は何ですか?

  • ​その他の設定はありますか?

もし、ここまでの話を聞いて、SNS上でキャラクターを使ってみたい方は、是非下記からお問い合わせください。

​V-PRODUCEの一つの事業で、キャラクターの作成をしています。

SNSで使えるファンにさせる心理テクニック

拡散力を高めるのは、人の力です。ファンの人が見たくなるような投稿が大切になってきます。

例えば、「ブランディングのやり方を教えます。」よりも「なかなか自社商品が売れないことで悩んでいる人限定に商品ブランディングを教えます。」の方が見られます。

言い方一つで拡散力が変わります。今回は、全体的に憶えておいて欲しい心理学を10個お伝えします。

  • 初頭効果:

初頭効果とは、最初に見たり、聞いた印象が後まで影響されるというもの。これをうまく使うことで、視聴者・読者・フォロワーの印象を変えることができます。

  1. ブログ:タイトルと最初の一行で読みたいと思わせるかが大切

  2. 動画:最初の3秒が勝負

  3. 画像:ユーザーは0.5秒で投稿が良いものかどうかを判断します。インパクトと美的センスが大切になります

  • カリギュラ効果:

カリギュラ効果別名カリギュラ現象とは、禁止されるほどやってみたくなる心理現象。例えば、「お前達は見るな」と禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象。

使い方:限定感や禁止をするのが大切

  1. 〇〇で悩んでいる人以外は見ないでください。

  2. 限定○日公開

  3. 〇〇には必要ない××

  4. 20代のお肌には〇〇が必須

  • ハロー効果:

ハロー効果の例でわかりやすいのが、インフルエンサーという存在です。インフルエンサーや有名人が紹介している商品をついつい購入してしまった経験はないですか。それがハロー効果という現象です。その商品・サービスのバックに権威力や影響力を感じるとついつい購入したくなる心理現象の事です。

  1. 〇〇も使っている商品!

  2. TVでも紹介!

  3. 美容系雑誌○社に掲載された!業界大注目中!

  • プライミング効果:

先に刺激を与えられると、後の行動に影響がでる心理現象。例えば、「今後半年以内に新車を買うつもりですか?」と問いかけられると購入率が35%上がったり、「投票に行きますか?」と聞かれると投票率が上がることで注目が集まりました。

  1. 今後3ヵ月以内に化粧品を変える予定はありますか?

  2. 自分のお肌のケアでこんな間違いをしていませんか?

  3. なぜ絶対に早起きできない人がいるのか?

  • One to One Message+ラベリング効果:

One to One Messageとは、人は自分と似たものに共感しやすいという心理現象。先ほど、企業SNSではキャラクター作りが大切と伝えたのも、この心理現象を使いたいから。多くの人が共通認識していることを言うことや敢てこちらから顧客の心理を誘導する。

  1. ごほん!と言えば龍角散(龍角散のCMで使われたフレーズ)

  2. 40代からの肌活

  3. デジタル時代の中小企業の勝ち残りブランディング戦略

  • バンドワゴン効果:

バンドワゴン効果とは、人は人気のあるものは良いものと考えてしまう心理現象。この心理術をうまく使うと効果は高いですが、法律に触れる表現になってしまったり、虚偽の印象を与えてしまう事になるので、使う時は慎重に使ってください。

  1. 当店人気№1の〇〇!

  2. ノートPC史上、最も長いバッテリーの駆動時間

  3. 季節の変わり目にベストな、アウトドア着こなし術10選

  • ツァイガルニック効果:

人は完成されたものより、未完成のものに興味を惹かれていきます。続きが気になるように伝えるのが大切です。

  1. 続きはCMの後で

  2. また明日、続きの〇〇についてお話をします

  3. 続きはYouTubeで!

  • 認知的不協和:

認知的不協和とは、人が自身の認知とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す。人はこれを解消するために、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の態度や行動を変更する心理が働く。ダイエット中に目の前に美味しいケーキがあった時に、食べてもいいかどうか迷ったりした心理の中で、食べてしまい後悔等が生まれた時に、「今日食べた分は明日運動ですればいい」という風に考えること。人の矛盾的考えをうまく使うことで、伝わり方が変わる。

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  2. ダイエット中に食べてもいい!栄養学的に影響がない食べ物!

  • リーセンシー効果

先ほどのハロー効果の反対のリーセンシー効果。人は最後に触れた情報からも影響を受けいやすいというものです。例えば、コンビニのレジの近くにガムが置かれていたら、ついつい購入してしまったりするのも、このリーセンシー効果と呼ばれるもの。SNSの投稿で最後にちょっとしたオチを持ってきたり、行動を促すことを伝えることで、いいねやフォロワーが増えたりします。

  • 見出し効果:

この心理は、SNSが登場してからできた心理現象です。人は、見出しを読んだだけでも、内容がわかるようなモノが好きです。より詳しく見たい人のみがその続きをみる。目的は読んでもらうことではなく、理解してもらい購入を促すことです。つまり、見出しが重要になってきます。

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